「デザイン思考テスト」大規模導入

大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部

 大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部=写真=は、デザイン思考力を評価する「デザイン思考テスト」(運営:VISITS Technologies)を学部生100人が無料で受検できる支援を始めた。関西の大学では大規模な導入として初となる。「デザイン思考力」を客観的に評価し、イノベーション人材の育成を更に強化する。

 「デザイン思考テスト」は、大手企業や教育機関など300社以上の導入実績があり、累計31万人以上が受検している。新しいアイデアやビジネスを生み出すために、評価の難しい「創造力」を同社の特許技術で測定する。ユーザーのニーズや問題点を探り、本質的な課題を定義、課題解決のアイデアを考え形にするなど、デザイン思考力を証明することで、インターンシップの選考など企業側にも広く活用されている。

 今回は、公益財団法人トランスコスモス財団(平井孝治理事長)が、今年度から始まったDX人材育成プログラムの助成を受けて取り組む事業の一環として、同学部に関連した資格取得支援(デザイン思考テストなど)や寄付講座を行う。