寝屋川市は、地域ごとの課題や将来像を市長と語り合う「市長とのトーク会」を全世代対象に小学校区単位で開催している。第1回目の望が丘小学校区は10月24日、のぞみケ丘小学校3階・特別教室棟、メディアセンターで行われ、約50人が参加した。
望が丘小の校区は、明和小学校と梅が丘小、第四中学校を統合し、小中一貫校を新設したことが呼び水となり、2022年から市外からも人口流入を牽引しているエリア。市長は、人口の自然減を補う社会増を目指し、JR寝屋川公園駅周辺について、今後さらなる宅地開発の可能性にも言及した。
寝屋川市全体の街づくりの変遷や現在の取り組みを市長から紹介した後、地域課題に焦点を当てた内容にまで踏み込んだ活発な意見が寄せられた。
質問では、京阪バスの廃線に伴う寝屋川市駅方面への交通利便性の改善、災害対応、環境問題、小学校の給食無償化の拡大、府営住宅の老朽化への対策、幅広い声が上がった。
トーク会は11月25日まで7校区で開催され、未開催の小学校区については、来年以降に予定している。 (濱田康二郎)

