阪神梅田本店の1階に、「一度食べたら一撃で虜になるハンバーガーがある」とウワサを聞きつけた記者。店の名前は「SHAKE SHACK(シェイクシャック)阪神梅田店」。一体どんなハンバーガーなのか同僚の女性記者と2人で取材に行って来た。
(竹居真樹)
取材は開店前の午前9時。外はまだ通勤に急ぐ人をガラス越しに多く見かける中、同僚の記者と2人で誰もいない静かな店内に腰掛けた。「なんだか良い香り…」。バンズの焼ける香り? いや、何かジューっと焼ける音がしてきた。お肉の香りだ。
この日のために朝食を抜いてきたので2人ともお腹はペコペコ。席に運ばれてきた瞬間、「待っていました」と気分が上がる。新鮮そうな真っ赤なトマトと真緑の野菜、深みのある黄色いチーズ、そしてステーキのような肉の配色がおしゃれで食欲を増す。
2人が注文したのは「シャックバーガーシングル」と「チーズフライ」「ドリンク」。まずはハンバーガーを同時に一口。「えっ!これがハンバーガーなの? お肉のうま味がすごい」と2人で顔を見合わせる。
「お肉はホルモン剤フリーのアンガスビーフのみなので、味が濃いんです。やわらかさを出すため、お肉をミンチ状にして、表面にしっかり焼き色を付けるようにしています」とSHAKE SHACK事業部の黒沢さん。
ソースもマヨネーズをベースに数種類の具材を使った同店オリジナルだそうだ。あまりにもおいしいので、黒沢さんにソースの中身を尋ねたが、「そこは企業秘密」と笑顔で返された。
お次はチーズフライ。ポテトの上にチェダーチーズとアメリカンチーズをミックスしたソースをたっぷりと注ぎ、「チーズかけ過ぎなんですけど(笑)」と思わず自分にツッコむ。
「あ〜、ダイエットは明日からにしよっ」と言いたくなるほどチーズ好きはクセになりそうな味だ。
すっかりお腹も満たされ、シェイクシャックのとりこになった2人。阪神梅田店の席数は店内136、テラスに44。御堂筋に面した大きな窓は「Through the Window」というコンセプトでデザインされ、大阪の活気ある街並みを眺めながらゆっくりと食事が楽しめる。キッズチェアも用意してあるので小さな子ども連れや家族、仲間とも気軽に楽しめそうな空間だ。