「ハピネスパーク牧野霊園」に新エリア
霊園開発や墓石販売を手掛ける「西鶴」は4月21日、枚方市の「ハピネスパーク牧野霊園」内に、都市近郊型としては日本最大級となる樹木葬「千年オリーブの森 枚方・牧野」の新エリアを開業した。式典には、宗派を超えた僧侶・祭司50人以上が集い、新しい供養のカタチの門出を祝った。

新エリアは約7900平方㍍(2400坪)で、既存エリアと合わせると総面積は約1万6500平方㍍(5000坪)に達する。コンセプトは〝地球を創る〟。シンボルツリーとしてスペインから移植された樹齢1000年を超える4本のオリーブをはじめ、オーストラリアから届いた巨大なボトルツリー、さらに北欧やカナダ、北海道の植生を再現した森など、世界各地の樹木が配置されている。
山本一郎代表は「これまでの暗く怖いお墓のイメージを払拭し、家族の笑顔があふれ、孫に『また行きたい』と言ってもらえる公園のような場所を目指した」と、開発の思いを語った。

「SNS映え」する霊園 実物大の恐竜化石も登場
新エリアで目を引くのが、実物大のティラノサウルスとトリケラトプスの恐竜化石模型。これらはテーマパークを手掛ける専門の職人がモルタルで精密に作り上げたもので、山本代表は「人類誕生前から存在し、今なお愛される恐竜は命の循環の象徴。子どもたちが喜んでお参りに来るきっかけになれば」と説明した。
時代が求める「樹木葬」へのシフト
現在、新規成約者の約80%が樹木葬を選択しており、その需要は急速に高まっている。同園の樹木葬は、一般的な「合祀(他人の遺骨と一緒に埋葬)」ではなく、「永久に個別で眠れる」点が大きな特徴だ。また、徹底した利用者目線の設計も光る。車椅子でもスムーズにお参りできる完全バリアフリー設計に加え、50歩以内に水汲み場を配置して重いバケツを運ぶ負担を軽減。園内での花や線香の販売、スタッフによる365日の清掃管理により、手ぶらでの墓参を可能にしている。

「お参りに来てもらうこと」がゴール
式典で山本代表は、「我々のゴールは墓石を売ることではなく、お参りに来てもらうこと。100年先もお参りが続くよう、ハード・ソフト両面で工夫を続けたい」と強調した。実際に、お参りの際のポップコーンサービス、さらにはオリジナルオリーブオイルの製作など、従来の霊園の枠に捉われない挑戦を続けている。
新エリアは2500区画で、価格は139万円(税込み)から(永年使用料・永年供養料・50年分の維持会費を含む)となっている。
■千年オリーブの森 枚方・牧野(ハピネスパーク牧野霊園内)/大阪府枚方市西牧野2丁目857-1/0120-15-8874
