好きなことを追求、専門学生のような高校生活 堀江アートスクール 

マンガ・イラストを描く高校生
マンガ・イラストを描く高校生

 不登校の子どもが増加する中、居場所の一つとして習い事教室が受け皿になっている。マンガ・イラストを専門とする堀江アートスクール(大阪市西区)はその典型的な例だ。同校には以前から不登校の生徒が多く通っていた。そして、通い続ける中で多くの子どもがぶつかるのが進路の問題だった。

 そこで同校は通信制高校と提携し、普段はオンラインで高校の授業を受けながら、日中は教室に通って絵を学ぶ「堀江アート高等学院」を開校。通信制高校のサポート校として、普段の絵の授業にくわえて進路支援なども行っている。高校卒業後の進路はさまざま。専門学校や芸術・美術大学に進学し、さらに絵の学びを深める子もいれば、関連しない進路に進み、趣味として絵を学び続ける子も多い。

 同校は個別指導型で、通う時間も自由(※事前予約制)。代表の伊藤貴志氏は「本人のペースに合わせて指導を行うスタイルが、『みんな一緒』が合わない子どもにフィットしているのでしょう。授業では基本的に『何を描きたいか』『何を学びたいか』という本人の意思を中心に進めていて、自分と向き合い表現することを重んじています。通い続けているうちにコミュニケーション力や自己肯定感、自己表現力が身に付き、それによって将来の進路を計画できるようになる子も多いです」と話している。

【取材協力】堀江アートスクール/大阪市西区南堀江2-5-1/06-6643-9939