【大阪関西万博】〝世界一おいしい料理〟レチョナとコーヒー 海中のような没入感のコロンビア館

 コロンビアは生物多様性が豊かな国で、「美を生きる国」というキャッチフレーズを体現するような展示内容となっている。

 外観は、コロンビアを代表するノーベル文学賞作家、G・ガルシア=マルケスによる『百年の孤独』の、少年が生まれて初めて氷を目にするというシーンからインスピレーションを受け、氷をイメージしたファサードが敷き詰められている。

 館内では、水をテーマにした映像を通して実際に海の中にいるような没入感を感じたり、コロンビアのあらゆる資源に実際に触れることで自然の豊かさを体感できたり、タッチパネルで同国の文化や観光、環境保護の取り組みについて学べたりできる。

 出口付近にはグッズショップとレストランがあり、コロンビアの名物であるコーヒーや、〝世界一おいしい料理〟といわれる「レチョナ」が堪能できる。