
オーストラリアパビリオンのカフェ「CAFE KOKO」でこのほど、フード&ドリンクの試食をしてきた。

試食メニューには、同国で味わえるユニークな肉の1つでもあるクロコダイルの肉を使ったクロコダイルフィレロールを選択。それに合わせてオージーらしいものとしてフィッシュ&チップスとフラットホワイトをチョイス。
ワニ肉は鶏のササミに似ているといわれており、あっさりで食べやすいのが特徴。クロコダイルフィレロールは、ブリオッシュロールに切れ目を入れて、小さくカットされたワニ肉をレモンマートルマヨネーズで和えてホットドッグのように乗せ、上に新鮮なネギを散らしている。

実際に試食してみると、ワニ肉は弾力性があり、ムニュムニュという表現が合いそうな食感。何も聞かずに食べるとチキンと思うほど。
カットされている肉だけを取り出して食べると、チキンとは違う食感だということがわかる。噛みながら、頭の中でワニが動いている様子を想像してしまった。
肉自体はクセがなく、いろんな料理に合いそうだ。ほんのり甘いブリオッシュロールとの組み合わせに食欲を唆られる。
フィッシュ&チップスはチップスではなく、太めでカリカリのフライドポテトだ。塩がたっぷりかかっていて、レモンを絞って食べるスタイル。フィッシュフライは肉厚で、魚を食べている感がたっぷり味わえる。

フラットホワイトとは、エスプレッソにきめ細かく泡立てたスチームミルクを注いだ、オーストラリアやニュージーランドで人気のコーヒー。カフェラテと似ているが、ミルクの量が少ないため、エスプレッソの風味をより感じられるのが特徴。
コーヒー好きにはフラットホワイトは外せない。私もオーストラリアへいくと必ず頼むドリンクなので、久しぶりに味わえて懐かしい気持ちになった。

デザートにはラミントンを試食。ラミントンは、 四角状に切ったスポンジケーキを伝統的なチョコレートソースでコーティングし、乾燥ココナッツをまぶして作られるオーストラリア・クイーンズランド州発祥のデザート。
試食したラミントンは、ココナッツがまぶされたスポンジ部分はチョコレート味で、中にはいちごジャムがペーストされていて、いろんな甘さを一度に楽しめる。しかし、海外のスイーツとしては甘さは抑えめで全体的に軽いのでサクッと食べられた。
また、ラミントンの甘さとフラットホワイトのコクのある苦味がよくマッチしていることを付け加えておく。

オーストラリアパビリオンの前庭部分はイベントなどが開催されていない時は、自由に使えるので座って一休みするのにも便利。時折出てくるコアラくんとも遭遇することも。
