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神戸牛×松阪牛が丼で競演 大阪天満宮の隠れ名店「食事処 へそ」

 JR大阪天満宮駅から徒歩1分の場所に、松阪牛と神戸牛の二種の和牛を一度に味わえる牛丼を提供する専門店がある。店名は「食事処 へそ」。丼ぶり一杯で高級食材を堪能できる〝穴場〟として、肉好きの間で静かに注目されている。

 看板メニューは「神戸牛&松阪牛スペシャル丼」。ご飯の上に神戸牛が敷かれ、その上に松阪牛のすき焼き肉が一枚、重なるように盛られている。松阪牛は大判でやわらかく、箸でめくると下から神戸牛が現れる。二種のブランド牛が層を成す構成は見た目にも印象的で、食べごたえも十分。噛むというより、肉の旨みが舌にゆっくりと広がっていくような感覚が味わえる。スペシャル丼の価格は卵黄付きで税込み3000円。松阪牛と神戸牛という二つのブランド牛を、丼というスタイルでリーズナブルに味わえるのが特徴だ。

 同店は、かつてお食事処兼居酒屋として親しまれていた人気店の跡地に立地し、同じ屋号を引き継いで今年2月に神戸牛丼専門店として開業した。店内には以前の雰囲気が残っており、落ち着いた空間でゆっくり食事ができる。日曜定休で、午前11時から午後3時までの営業。駅からのアクセスも良く、落ち着いた通りに構える店として、今後の展開にも注目が集まりそうだ。

■食事処 へそ/北区天神橋2−4−17 千代田第一ビル地下1階