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ベルギー出身のアーティスト、ジャン=ミッシェル・フォロン(1934─2005)の回顧展「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」が、2025年4月5日から6月22日まで、あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区)で開催される。本展は、フォロンの没後20年、そして彼が生前に設立したフォロン財団の25周年を記念するもので、日本では30年ぶりの大規模な回顧展となる。
フォロンは、詩的でユーモアに富んだ作品を、やわらかな色彩とかろやかなタッチで表現し、見る人を空想の旅へと誘うアーティストとして知られている。本展では、絵画、写真、ポスター、彫刻、オブジェ、アニメーションなど約230点が展示され、来場者はまるで空想旅行をするような気分で作品を楽しむことができる。
注目すべき作品として、雑誌『ザ・ニューヨーカー』の表紙原画《いつもとちがう》(1976年)や、《月世界旅行》(1981年)、《大天使》(2003年)などがある。これらの作品は、フォロンの独特な視点と豊かな想像力を感じさせるものであり、観る者に新たな気づきをもたらすだろう。
チケットは、一般1,900円(前売り1,700円)、大学生・高校生1,500円(同1,300円)、中学生・小学生500円(同300円)で、主要プレイガイドや美術館チケットカウンターで販売中。さらに、大阪マリオット都ホテルのランチブッフェやケーキセットなどのグルメと観覧券とのセットプランも販売され、展覧会とともに特別な時間を過ごすことができる。
詳細は、公式サイトで確認できる。
