「鳥取しゃんしゃん祭」を見に来て 鳥取市関西本部がPR活動に奔走

4000人を超える踊り子が一斉に踊る「鳥取しゃんしゃん祭」
4000人を超える踊り子が一斉に踊る「鳥取しゃんしゃん祭」

 鳥取県は大阪・関西万博の関西パビリオンに鳥取県ブースを出展し、万博を契機に国内外からの誘客活動を強化していくことにしており、鳥取市関西事務所も、そうした流れに呼応するように、来月の13、14日の両日、鳥取市内の市街地を主会場に開催の第60回鳥取しゃんしゃん祭のPR活動に奔走。「関西から鳥取へ」と府民に呼び掛けている。

 同祭は鳥取県東部地方に伝わる「因幡の傘踊り」を大衆化した、かさ踊りを〝主役〟にした夏祭りとして人気を集めており、第50回記念大会(2014年)の際には「最大の傘踊り」としてギネス世界記録(当時)を記録した。

 主催の鳥取しゃんしゃん祭振興会では「世界に誇る祭りへ」と、普及活動に力を入れており、今年は第60回の記念大会を盛り上げるため、100万円を目標金額にクラウドファンディングを実施している(8月15日まで受け付け)。なお、15日夜には千代河原市民スポーツ広場周辺で第71回市民納涼花火大会(新日本海新聞社など主催)が開催される。