今年７月、大阪・なんばパークスの南側に新設されたエリア「なんばパークスサウス」に開業した日本初進出のタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」で１２月８日、ストロベリービュッフェ「タイmeetsストロベリー」がはじまった。期間は来年５月３１日までのロングラン。同期の新人記者２人で早速、体験に行ってきた。
トゥクトゥクが出迎える屋台風レストラン
開始時刻より少し早めに到着した２人。せっかくだからとホテルのロビーを見学。今の時期ならではの大きなクリスマスツリーとくるみ割り人形が目を引く。新しいホテルなのできれいなのはもちろん、タイ発祥ということもあり、ロビーには日本とは違う異国の香りが漂う。タイ人のスタッフも多く、「微笑みの国」と言われるだけあって気さくに声を掛けてくれる。日本にいるのにまるでタイ旅行に来た気分だ。
同ホテル初開催の「イチゴビュッフェ」が開かれる場所は、２階ロビーにあるタイ料理レストラン「スアンブア」。入り口でタイの三輪タクシー「トゥクトゥク」が出迎えてくれる屋台風のレストランだ。一体どんなイチゴ料理が出てくるのか…？
スイーツだけじゃなく、ご飯系も充実
ビュッフェメニューは全部で４０種類。３０種類のスイーツに加え、セイヴォリー（塩気のある料理、またその風味の意味）も１０種類と多めに用意されていた。まず、目に飛び込んできたのがゴロゴロと積み上げられたイチゴフレッシュたち。最近は物価高騰だからかイチゴフレッシュをメニューから外すホテルが目立つけれど、ここでは旬を迎えた国産イチゴがずらり。“あまおう”“ゆめのか”“さがほのか”の３種を食べ比べしようと、贅沢にお皿に盛り盛り♪
イチゴソースのローストビーフ、果たしてその味は？
次に、タイ料理好きの記者が気になっていセイヴォリーコーナーへ。ソンポン・アサセット料理長が手掛けた本格的なメニューが並ぶ。
ココナッツのタイカレーにイチゴを合わせた「鴨と苺レッドカレー」や、パクチーや砕いたカシューナッツ入イチゴソースを掛けて食べる「苺の生春巻きとストロベリーソース」。タイ米を使用した「海老と苺の炒飯」など、伝統的なタイ料理にすべてイチゴを組み合わせ、オリジナリティーにあふれるメニューばかり。
中でも記者目を引いたのは「ローストビーフの苺ソース掛け」。「この組み合わせって、どうなん！？」と半信半疑だったが、一口食べてその不安は払拭された。イチゴの酸味が上品に引き出されていて、ローストビーフの肉肉しさとよく合う。意外な組み合わせが気に入り、何度もお代わりへ。
よくある炭水化物がメインのセイヴォリーではなく、“おかず”もしっかり楽しめるのがうれしい。いずれもちょうど食べ切れる量で盛りつけられているので、女性も４0種類すべてを食べ切ることができるかも（ちなみに記者は全制覇した笑）。
どれも美味しそうなので、何から取るか？ どの順番から食べるか？ お腹の具合と相談
制限時間が2時間と、一般的なビュッフェより３０分も長いのもうれしい。食事のペースにもよるが、一旦お腹を休ませ、再チャレンジできるからだ。一通りほしいものを食べた記者だったが、その後、５回はお代わりへと向かった(笑)。
来年５月３１日までのロングラン開催で、同ホテルPR担当の杭原修子さんによると「途中でメニュー変更も予定されている」ので、何度でも楽しめそうだ。
微笑みの国「タイ」を象徴させるスタッフのクオリティー
並んでいるイチゴの数々に目移りしていると、タイ人スタッフと目が合い、ニコリと微笑んでくれた。その笑顔に、記者２人は思わずほおを“イチゴ”のように赤く染め、照れ笑い。テーブル上の食べ終わったお皿は、絶妙なタイミングで下げてくれるスタッフのクオリティーの高さにも感心。
帰り際には入り口の「トゥクトゥク」の前でスタッフに記念写真まで撮ってもらい、お腹も心も満たされた2人。なんばのイルミネーションを眺めながら帰路に着きました。
「タイmeetsストロベリー」
期間：開催中～２０２４年５月３１日(金)の木～日曜日、および祝日に開催
※2023年12月21～24日のクリスマス期間、および2024年1月4～5日は不開催
場所：タイ料理レストラン「スアンブア」（センタラグランドホテル大阪２階）
時間：１５：００～１７：００
料金：1人６，８００円、子ども（４～１２歳）３，４００円
予約：電話（０６）６６９５－７２０４／E‐mail：cgoj.restaurant_resv@chr.co.th
HP: https://www.centarahotelsresorts.com/centaragrand/ja/cgoj/thai-Meets-Strawberry
■センタラグランドホテル大阪／大阪市浪速区難波中２―１１―５０（なんばパークスサウス内）／０６（６６１６）９９４５