吉本新喜劇で「ドタマかち割って、脳みそストローでちゅーちゅーしたろか⁉」とのキレ芸で知られるベテラン女優、未知やすえ(60)の『60祭還暦記念特別公演』が11日、大阪・ミナミのなんばグランド花月で行われ、1、2階とも超満員の観客を前に、実生活で夫の新喜劇元座長、内場勝則(62)やゲストの俳優北村一輝(54)らと特別版新喜劇とアイドル歌手としての歌謡ショーを繰り広げた。
北村は、やすえ自身が大ファンでオファーに応じて駆けつけ。大阪出身で新喜劇出演が夢だった事から、大喜びでギャグやボケまで披露する大熱演。開演前のリハーサル10分で、本番ではアドリブとハプニングの連続に「あれじゃリハの意味ないです、一言だけ言わして下さい。ふざけんな!」と笑いながらお手上げの表情。
前半の歌謡ショーでは、昭和のテレビ番組「ザ・ベストテン」をイメージして、60歳の赤いちゃんちゃんこならぬ赤い昭和アイドル風ワンピースで登場。自身が作詞し7月にネット配信を開始したばかりの新曲「めっせいじ」を熱唱。後半のショーでは、内場とデュエットで円広志が作詞作曲した2作目「ちぐはぐ最強夫婦」を2人で歌った。
やすえは「次の目標? 10年後の古希70歳に、夫婦でアイスダンスしたいです。いや、スケートは無理やなぁ。ほな社交ダンスならどう?」と内場の顔をのぞきこみ笑顔に。