
「話す前に深呼吸しましょう」。よく聞くアドバイスですよね。副交感神経が優位になり、リラックスして話せる。たしかにその通りですが、実はそこに落とし穴があるんです。
吸って、はいて…話そうとすると、今度は間を取り過ぎてしまう。あせって早口になったり、噛んでしまったり、「あれ?何を言いたかったんだっけ?」なんてことも。
そこでおすすめなのが、「はきながら話し始める」テクニックです。「吸って…こんにちは~!」。自然とリラックスしつつも、適度な緊張感が残る。やわらかすぎず、硬すぎず、ちょうどいい“初々しさ”が出せます。
深呼吸してから話すのではなく、深呼吸の途中で話し始める。このひと工夫で、あなたの“しゃべる技術”は確実にレベルアップします。
ラジオDJ・タレント・作家をこなす関西では絶大な知名度とウィットに富んだ巧みな話術を操る唯一無二の存在。「関西エンタメ界のタレ目王子」として、さまざまなラジオやテレビに出演。「くっすん」の愛称で親しまれた。現在、『苦手な会話がうまくなる U.K.に学ぶ「しゃべる」技術』をテーマに動画、新聞連載、講演&講義を展開。自著『ONLY U. 親卒で才能を開花せよ!』を出版し、守口市の「もりぐち夢・未来大使」も務める。
