大阪みやげ作りで国際貢献 守口市のさつき学園児童

 「お菓子で世界の子ども達をハッピーに」プロジェクトが7月4日、守口市立の小中一貫校、さつき学園で始まった。プロジェクトの主役は同校6年生の児童らで、グループごとに大阪みやげになるお菓子のアイデアや出しあい、お菓子メーカーのシェルティ(大阪市淀川区)が商品化する。図画工作の時間で取り組んだ第1回目はラジオDJで「もりぐち夢・未来大使」U.K.氏がコーディネーターを務めた。シェルティ山口幸平社長から児童らに「みなさんと一緒に考えるお菓子。やるからには、大阪で一番売れる、大阪らしい商品を作りたいと思っています」と呼びかけた。
 授業ではプロジェクトの概要と販売する新大阪駅で売れているおみやげランキングの紹介やどんな人たちが利用しているのか、どんなお菓子が大阪らしいかといった問いかけに児童らが次々と答えていく参加型の授業で大阪の名物についても共に考えた。
 秋頃には商品化に着手、来年夏には販売する予定。売上の一部は戦争や災害の影響を受けた世界の子どもたちへ寄付する。

左から山口幸平さん、中司校長(小学校)、U.K.さん