シティ信金、天神祭を後押し 「天神講獅子」や「天神天満花娘」来店

天神天満花娘と同信金の高橋知史代表理事会長(真ん中)・福岡寛理事長(右端)

 大阪の夏の風物詩「天神祭」の期間中、大阪シティ信用金庫(大阪市中央区)は本店ロビーを祭り仕様に変え営業している。1990(平成2)年から続く夏恒例の行事で、職員が浴衣や法被姿で来店客を迎えるほか、祭りの成功と無病息災を祈願したお迎え人形の展示も行っている。接客・展示は25日まで。

笑顔で接客する入社4年目の岸実佑さん

 展示初日となる24日には、獅子舞を継承する講社「天神講」と、紅白の梅をあしらった華やかな装いの「天神天満花娘」が来店。勇壮な獅子舞の演舞に続き、花娘が平安を願う口上を披露し、店内は一気に祭りムードに包まれた。

ダイナミックな「天神講」披露

 また、今年は大阪万博で活躍中の案内ロボット「neibo」が同日限りで勤務中。大阪弁を使用した軽快なしゃべり口で顧客の案内業務に一役買っており、今年を象徴する展示となり、祭りの盛り上げに大きく貢献した。

流暢な大阪弁の「neibo」

 本店広報室の吉成良輔部長は「暑い中ではあるが、天気のいい日に祭りが催行されるのはとても嬉しい。天神祭は、地域の皆さまによって代々受け継がれている伝統ある行事。文化の継承の一助となれるよう、我々もしっかり応援していきたい」と語った。