音楽と食を通じて地域の魅力を発信する「春だ!もりかど食いだおれ音楽祭」が5月11日、京阪守口市駅前のカナディアンスクエアで初開催された。会場にはキッチンカーグルメやワークショップを楽しむ家族連れや若者など多くの来場者が訪れ、終日にぎわいを見せた。

イベントは週刊大阪日日新聞社の主催で、ステージプログラムは3部構成。オープニングでは瀬野憲一守口市長のあいさつに続き、「市ジュニアブラスバンド」の演奏や「新極真会大阪東部支部 門真道場」による空手演武が披露され、華やかに幕を開けた。

第2部は、大阪・関西万博のPRステージ。「ミャクひろし」こと大阪観光局の溝畑宏理事長、博覧会協会の西貝宏伸・広報プロモーション局長、大阪観光局営業推進アドバイザーで本紙門真エリア編集長の阪本晋治が登壇し、万博の魅力を語った。「ESSEピースフルクルー」による公式ソング「この地球(ほし)の輝きを」に合わせたダンスや、「くいだおれダンサーズ」によるオリジナルダンス「くいだおれの街」も披露された。さらに、守口出身の書道家・奈々香さんがスローガン「共創」を揮毫するパフォーマンスを行い、大きな拍手が送られた。公式キャラクターのミャクミャクも登場し、会場の熱気は最高潮に達した。

第3部からは、ラジオDJでタレントのU.K.(本紙守口エリア編集長)がMCを務める特別ステージ「もりかどミュージックエッジ」がスタート。地元ラッパー・MC ZUKKANさんや、音楽アプリ「17LIVE」で活躍するアーティストらが出演し、熱気あふれるパフォーマンスで観客を魅了した。
市内の40代女性は「子どもと一緒に音楽を楽しみながら、おいしいものも味わえてうれしかった」と笑顔で話した。出店者の一人も「地域の人と交流できる貴重な機会になった」と手応えを語った。

総合プロデュースを担当した阪本は「普段から新聞を通じて発信している情報の集大成として楽しんでもらえたようでうれしい。今後もこのにぎわいをさらに広げていきたい」と話していた。
