
正面の壁が巨大なスクリーンになっていて、インパクトのある風景や自然光をうまく利用した建物の映像などで目を惹くマルタパビリオン。
館内に入ると、すぐ目の前に日本の甲冑と並んで西洋の騎士が来ていた鎧がお出迎え。そのすぐ裏には歴史を感じる様な品々が展示されている空間がある。壁際に置かれているものから、壁に飾られているもの、ショーケースの中に収められているものなど、どれも簡単な説明がついているが、多少なりとも同国の歴史や過去を知らないと頭に入ってきにくい少し難しい内容だった。



それらを見終わる頃には、奥のスペースでビデオの上映が始まっている。半円形になった壁に投影されるビデオは同国の美しい自然や街並み、人々とその生活などを表現していて、人々の生活や文化、歴史、美しい自然の風景などを見ることができる。



建物を出るとすぐそこにレストランがあり、マルタの料理を味わうことができるようになっている。地中海の真ん中に浮かぶ小さな島だけに、イタリアやギリシャなど地中海料理の影響を受けているようなメニューが用意されている。