ルクセンブルク館は、「ドキドキ」をテーマに、ルクセンブルクの人や自然、あらゆる分野の技術を通じて同国の魅力と多様性を感じられるような内容となっている。
部屋は3つに分かれており、グループで順番に見ていくスタイル。全部見終わるまでに40分ほどかかった。移動のたびにスタッフが「モイエーン!」と声をかけてくれる。ルクセンブルク語のあいさつだそうだ。
最初に案内動画を見た後、ルクセンブルクの人々がモニターに映し出された部屋に案内される。モニターの前に立つと、それぞれ自分の仕事や国内での取り組み、文化について語ってくれる。実際に目の前で話しかけてくれるような感覚になる。

続いて大きな球体LEDのある部屋に案内され、球体の映像を見た後、それぞれタッチパネルでルクセンブルクでの取り組みが学べる。


最後に、大画面に囲われたネットとベンチが置かれた部屋に移動する。ここではルクセンブルクの1日を映像で体験できる。ネットの上で寝転がってリラックスしながら観覧できる。

ルクセンブルクは人口が約66万人の小国だが47%が外国人住民で、その国籍の数は180カ国以上。さらに労働力における外国人居住者および越境労働者は73.5%と、人種的にかなり多様な国。それゆえのあたたかさとカラフルさが感じられた。