大阪・関西万博の開幕までもうすぐ。各パビリオンも着々と完成を迎えている。万博といえば海外パビリオン。初公開となったアメリカ館やフランス館、韓国館、中国館の内部を紹介する。このほかにも内部まで回れなかったが個性豊かな海外パビリオンの外観を一挙掲載。

アメリカ館

巨大キューブを挟む2面のLEDスクリーンが目印のアメリカ館。内部は5つのエリアに分けられており、アメリカ旅行や宇宙探索などが疑似体験できる。
展示ゾーン「打ち上げ:月へ、そしてその先へ」は、NASAロケット打ち上げの再現映像が大型LEDに映し出される。床が揺れ、大音響と本当に宇宙の旅立ったような感覚が味わえる。
最後の展示では、1970年の大阪万博から再登場、72年にアポロ17号が採取した「月の石」が展示されている。



アメリカ館!ロケットに乗っているような体験🚀少年心くすぐられる〜っ!! #大阪関西万博 pic.twitter.com/g63Vqi8kUg
— 週刊大阪日日新聞 (@osakanichi2) April 9, 2025

フランス館

「愛の賛歌」がテーマ。ルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌなど有名高級ブランドがパートナー企業となり、ファッション、アート、美食が楽しめる。ラグジュアリーな空間に思わずうっとり。横にはブランジェリー(パン屋)もある。


韓国館

まず入ると、世界各国の言語で録音された声がAIによってリズミカルな音楽になって再生され、照明と連動した鑑賞体験ができる。2つ目のエリアでは、エコ技術を活用したアクティビティを通して、共に未来環境を回復させる体験を行う。

そして、2040年の韓国をイメージした音楽劇を3面の大型マルチスクリーンで鑑賞。K-POPの音楽と共に、最新映像技術で具現化された近未来の韓国社会が映し出される。

中国館


外観は、古代の書物「竹簡(ちくかん)」がモチーフで、119の漢詩がしたためられている。話しかけたら踊るロボットや、「孫悟空」のAIチャット、月の裏側のサンプル展示など、中国が誇る最新技術を楽しむことができる。




気軽に〝世界一周〟 海外パビリオン外観紹介
ほか、内部までは回り切れなかったが、各パビリオンの外観を紹介する。それぞれこだわりが強く、見て回るだけでも楽しめる。
海外パビリオンでは、展示だけでなく、飲食やマッサージなどの美容体験、特産品の購入、そして人とのふれあいなど、あらゆる体験を通して「その国らしさ」を知ることができる。いえば舞洲で、気軽に〝世界一周〟できるというわけだ。
また、海外パビリオンの中には、日本語の話せないアテンドスタッフもいる。自分の英語力を腕試ししてみるのもいいが、万博公式の自動翻訳アプリもあるので活用するといいだろう。



















