外から見るとあまり目立った特徴のないルーマニアパビリオンだが、中で体験できるコンテンツは迫力満点だった。
館内に入ると、階段状の座席が並んでいるので、そこに座って鑑賞するようになっている。観客が揃ったところでルーマニア人による歌とダンス、音楽の演奏が始まる。
十数人の出演者によるパフォーマンスは迫力満点でノリノリ。彼らの後ろの壁にはプロジェクションマッピングの映像が、ルーマニアの風景や人々の生活などを映し出している。
パフォーマンスは各回ごとに違う出演者が担当し、内容も少しずつ違っているというから、何度か足を運ぶ必要がありそうだ。
パフォーマンスが終わったあと、座席の後方へ階段を登っていくとルーマニアの産品やアート作品などが展示されている。アート作品らしきものはショーケースに入れられてスポットライトを当てて鑑賞できるようになっている。
その他のモノは見て触って、気に入れば購入も可能。また毎日午後5時から皮のハギレを使ったキーチェイン作りのワークショップがあり、無料で参加できるという。予約も不要なので、そのタイミングにそこにいたらラッキー、というところか。
ワークショップは1回4人までで、入れ替え制だとのこと。