パナソニックISが東京・大阪の主要駅広告をジャック! 人材獲得が好調な理由

JR品川駅の自由通路。中央改札口から新幹線のりばや港南口へ向かう通路のサイネージ広告をパナソニックISがジャック

 パナソニック インフォメーションシステムズ (=パナソニックIS、大阪市北区茶屋町)は10月28日~11月24日、東京・大阪の主要12駅の交通広告をジャックしている。採用シーズン真っ盛りの期間中に学生やビジネスパーソンに存在感をアピールするのが狙い。

 配信は、東京・品川駅自由通路で10月28日~11月3日、大阪は11月4~10日が淀屋橋、なんば、なかもず、天満橋、谷町四丁目、谷町九丁目、肥後橋、北浜、日本橋、11月18~24日は梅田、東梅田で実施。キャッチコピーの「デジタルで、幸せをつくろう 。」には、より良い「くらし」と「社会」をITで実現する、プロフェッショナル集団としての気概を示している。

 同社は今年4月に、過去最高水準(当社比)のベースアップを実施。平均約6%の賃金アップに加え、新卒初任給は2年連続の大幅引き上げを行った。結果、新卒やキャリア層ともに採用状況は好調で、新卒者の内定承諾率は、50.0%(2024年卒)から65.9%(25年卒)に上昇。キャリア採用でも23年度の採用者数は60人に増加し、24年度は80人を目標にしている。

 同社人事総務部採用・人材育成チームの野間大樹チームリーダーは、人材獲得が好調な背景を「職場環境の向上も関係していると考えられる。心身ともに健康で安心して働くことのできる環境を整備し、『健康経営優良法人2024(大規模法人部門)』の認証を取得した。またパナソニックグループにおけるDXの取り組み『PX(Panasonic Transformation)』および、Diversity(多様性)、Equity (公平性)、Inclusion(包括性)の『DEI』を推進している。具体的には、専門職キャリアパスの構築や女性活躍推進を行うほか、男性育休取得率向上などに向けた人事制度改革への働きかけを実施している」と解説している。

採用シーズンに合わせ学生やビジネスパーソンにアピール