子ども43年連続で減 大阪は初の100万人割れ

 総務省はこのほど、15歳未満の子どもの数が1401万人(4月1日時点)だったと発表した。前年より33万人少なく、43年連続の減。大阪府は98万4千人で、都道府県別で公表を始めた1970年以降、初めて100万人を下回った。

 男女別では、女子が16万人減の683万人。男子は17万人減の718万人だった。年齢層別では、中学生(12~14歳)が317万人だが、年齢が下がるほど少なくなり、0~2歳は235万人だった。人口に占める子どもの割合が最も高いのは沖縄の16・1%、滋賀の13・0%、佐賀の12・9%の順。

 最も低いのは秋田の9・1%で、次いで青森10・0%、北海道10・1%だった。
 47都道府県のいずれも前年から減少。子どもの数が100万人を超えるのは東京と神奈川の2都県だけになった。