新施設「阪神阪急MEETS」に、AIソリューションパッケージ「メバル」導入

「メバル」が来場者数や属性、人の流れなどを定量的に分析・フィードバックすることでイベント企画立案などに活用する

施設入場者の属性分析が可能に

 AI技術をベースにCXコンサルティングなどを手がける「TARA(タラ)」(神奈川県藤沢市)のAIソリューションパッケージ「メバル」が、3月1日オープンした新施設「阪神阪急MEETS」(阪急大阪梅田駅の2階)に導入されている。

 「人々が交流する機会を創り出す場所」としてオープンした新施設で「メバル」が、自動で人物を判別・学習し、個人を特定させない形で性別や年齢などの属性データを取得。公共性の高い施設内で来場者数や属性、人の流れなどを定量的に分析・フィードバックすることで、今後の効果的なイベント企画立案や人々が交流する街づくりの最適化に向けた戦略的な意思決定、安全安心な施設運用に活用する。

 新施設「阪神阪急MEETS」は、阪急大阪梅田駅の2階、中央改札口を出てすぐの場所で、「人々が交流する機会を創り出す場所」がコンセプト。阪急阪神の住宅オーナーが利用できる会員制ラウンジや、企業やクリエーター、学生が集まりセミナーやワーショップが開けるイベントスペースを設ける。エントランスは無人でアバターが対応する。