トライアルレースの最高峰、全日本トライアル選手権第8戦「シティ・トライアル・ジャパン大会」が11月12日、中央公会堂前の中之島通り(大阪市北区中之島1)で開催され、今シーズン一躍チャンピオン候補として注目を集めた氏川政哉選手(TEAM MITANI Honda)が同大会初優勝。年間タイトルは、最終戦を前に年間ランキングトップだった小川友幸選手(TEAM MITANI Honda)が、今大会2位で11連覇を獲得。13回目の全日本チャンピオンに輝いた。
トライアルとは高低差や傾斜が設定されたコースを、オートバイに乗ったまま走り抜けるかを争う競技。通天閣や中之島通りなど街中で開催される同大会は、昨年から全日本のシリーズ戦に組み込まれ、今年はタイトル争いの最終決戦の舞台となった。
会場には5000人の観客が集まり、トップライダーらのテクニックに歓声を上げて盛り上がった。各バイクメーカーのパドックテントやブランドブース、キッチンカーなどのフードエリア、キッズバイクの体験コーナーを設け、家族連れらも大いに楽しんだ。