学校制服・体育服総合展示会in大阪
明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC)は、10月25、26の両日、大阪市北区の梅田スカイビル・タワーイースト36階スカイルームで「学校制服・体育服総合展示会in大阪」を開いた。会場には多くの学校関係者らが訪れ、ポストコロナを見据えた、同社の新ブランドやSDGsの取り組みにつながる環境に優しい素材や多様性に配慮した制服と体育服を興味深く鑑賞する光景がみられた。
今年の展示会のテーマは「みらいのために。~SOMETHING NEW~」。今回は豊富な学校制服の展示に加え、体育服のオリジナル新ブランド「FEEL/D.(フィールディー)」を発表。
フィールディー・クリエイティブディレクター伊藤良太さんは、「スポーツを楽しむすべての人に、新たな領域を体感して欲しいとの思いから3D思考をコンセプトに作ったオリジナルスポーツブランドです」と新商品の思いを紹介する。また、同社が力を入れているのが、「子どもたちに生き抜く力」を持ってもらおうと、防災教材を開発。会場では「防災教育の大切さはわかるが、子供たちに面白く興味をもってもらう方法やコミュニケーションの仕方がわからない」という教師の声を受けて開発した教育関係者向けWebセミナー「防災教育をデザインする」などの教材を紹介。
当日のセミナ―では 「防災教育をデザインする」をテーマに防災教育学会会長・兵庫県立大学 客員教授・諏訪清二さんらが講演し、会場では教師らの熱心に耳を傾ける姿が見られた。
主催した同社大阪支店、上山卓実支店長は、「少子化の時代を迎えて、制服のもつ役割も変わろうとしている。私たちが提案するのは、学校像を表現する制服づくり、生徒が輝く制服づくりです。また、自然災害の多い日本で実際の学校現場で活用できる防災教材の開発提供に力を入れています」と話している。