地域医療を支えるフジタ病院の「いきいきハウス」(サ高住)

心強い医療体制

 大阪環状線野田駅、西九条駅と玉川駅が最寄り駅の閑静な住宅街にあるサービス付き高齢者向け住宅「いきいきハウス」は、今の生活スタイルを崩したくないが「1人暮らしが不安になってきた」「毎日の食事が大変」といった人の希望に応えているという。

 同施設を運営する「医療法人藤田会 フジタ病院」は、1949年から地域のかかりつけ医として、きめ細やかな医療を提供してきた。同院はこのほかにも同区内に「介護老人保健施設 のだふじ」を運営している。

 医療との連携で訪問診療や受診による定期診察に加え、急な体調不良やケガなどに対しても素早く連携できるのが同施設の強み。介護士だけでなくナースや理学療法士がチームとなってそれぞれの専門性を生かしたサービスを提供している。

自由度の高い暮らしを実現

 同院の管理課長の藤田康裕さんは「この施設は、全室個室で自宅と同じように自由度の高い生活を送りながら、買い物や散歩、地域の行事に参加したりと皆さまの楽しみをサポートしています」と語る。
 食事以外にも栄養士が個別の体調に合わせた補助食品を提供したりと、体重管理を行う。一方で誕生日は出前を注文することもできたりと、選択食も豊富に用意。理学療法士は、入居者の運動機能の維持改善をサポート。 このほか、デイサービスも併設されており、地域に根差した同院だからこそのきめ細やかなサービスが整う。

 藤田さんは「今年で75年目に入った当院は、この地域にお世話になってこその現在があります。地域に根差した医療や介護をしっかりと行うことで、ご縁のある方の笑顔の輪を広げていきたいです」と笑顔で語っていた。

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■サービス付き高齢者向け住宅「いきいきハウス」/大阪市福島区野田6-3-64