学テ 大阪は全教科で平均下回る 読み取り、論理的に回答する力が課題

 2023年度「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果で、府内の公立小中学校の平均正答率が国語、算数・数学、英語(中学のみ)の全教科で全国平均を下回った。府教育庁が7月31日、発表した。府内の平均正答率は、小学6年は国語が66.0%(全国平均67.2%)、算数は62.1%(同62.5%)。中学3年は国語が68.0%(同69.8%)、数学が49.9%(同51.0%)。前回は平均以上だった英語も45.3%で、全国平均を0.3ポイント下回った。教科にかかわらず文章や情報の読み取り、論理的に回答する記述問題での課題がみられた。