大阪市中央区谷町六丁目に、かき氷と高級飴菓子の専門店「あめとかき氷 chez TANIGUCHI(シェ・タニグチ)」が4月26日、オープンする。同店は、西宮・苦楽園で行列の絶えなかったミルクセーキかき氷専門店「離れ」が装いを新たに移転し、飴菓子を新たな看板商品として加えた。

「離れ」で行列が絶えなかった理由は、濃厚かつ上品な甘さのミルクセーキかき氷に加え、芸術的な盛り付けによる〝インスタ映え〟の要素、そして季節感ある限定メニューなど、五感を刺激する独自性の高さにある。ビジュアルの美しさと丁寧な手仕事の魅力がSNSを通じて話題を呼び、若年層を中心に支持を集めた。
看板メニューの「ミルクセーキかき氷」は、遺伝子組み換えでない卵を使用し、すべて手作りにこだわった濃厚な味わいが特徴。スフレプリンを丸ごと乗せた「プディング」や、抹茶あずき、黒蜜きなこなどの和テイストのバリエーションも揃う。また、淡路島産牛乳100%の「牛乳かき氷」シリーズも提供され、いちごやレモンチーズなど彩り豊かなフレーバーが楽しめる。
新たに加わった飴菓子は、グランパティシエ谷口氏が手がける「シェ・タニグチの生キャンディ」と「高級飴菓子 谷口薄玻璃(たにぐちうすはり)」。素材本来の旨味を引き出すことにこだわり、レモンや黒胡麻などの風味が楽しめる。特に「谷口薄玻璃」は、わずか2㍉の極薄仕立てで、口の中でパリッと広がる新感覚の食感が特徴だ。こちらもガラスのような美しさがSNSで注目を集めている。

店舗は、空堀商店街近くの古い町屋を改装したレトロな空間で、落ち着いた雰囲気の中でスイーツを楽しむことができる。営業時間は午前11時〜午後6時で、月曜定休(祝日の場合は振替)。詳細は公式Instagram(@chez_taniguchi)へ。
■あめとかき氷 chez TANIGUCHI(シェ・タニグチ)/大阪市中央区谷町6丁目17-11