「サンタクロース姿で非日常を楽しみながら楽しくランニングやウォーキングすると、その参加費が病気の子どもたちのクリスマスプレゼントになるー」冬の風物詩としてすっかり定着したチャリティーイベント「大阪グレートサンタラン2023」が１１月２６日（午前１０時～午後３時）、大阪城で開催される。
今年で１５周年を迎える同イベントは、地元大阪産（もん）の食材を楽しめるキッチンカー２０台が集結した「日本の食まつり」に加え、ふわふわ遊具や縁日コーナーなど家族で楽しめるファミリーエリアが新たに登場する。
2009年に大阪、2018年に東京でスタートした同チャリティーイベントは、入院生活を余儀なくしている子どもたちにクリスマスプレゼントを贈る活動で、昨年は東京と大阪、合わせて約4800人のサンタクロースが集結し、病院で過ごす2700人の子どもたちにプレゼントを届けた。過去14年間の累計では、約1万6000人の子どもを笑顔にしてきた。
大阪城公園の約４キロ㍍のコース上には、天守閣をバックにした撮影スポットや、子ども向けのアトラクションとして「サンタスタンプラリー」が設置される。チケットに付いてくるサンタクロース衣装や自身で用意した個性的なクリスマス衣装に身を包み、大阪城公園の紅葉も楽しみながら参加できる。
ゴール後は、参加者一人一人が、病気の子どもたちへのメッセージをカードに書き、クリスマスツリーのオーナメント装飾に。カードは「グレートサンタラン」の企画運営を行う学生たちより、後日プレゼントと一緒に病院（14病院を予定）や海外支援先へ送る。
「アフターパーティ」では、人気TikToker荒武凜香（あらたけりんか）さんやシンガーソングライター小出夏花（こいでかはな）さんのライブなど、見ごたえのあるパフォーマンスを用意。また、各協賛ブースでイベントやプレゼント配布ほか、SNSにハッシュタグ（#サンタになってみた 2023）を投稿すると、プレゼントがあたるキャンペーンを用意している（11月27日まで）。
参加人数は3500人～4000人を予定。参加料金は大人3300円、高校生・大学生2200円、中学生以下1100円。サンタクロース衣装での参加が条件（中学生以下は帽子のみも可）。
主催は、グレートサンタラン・オーガニゼーション（一般社団法人OSAKAあかるクラブ）、実行委員長は澤芳樹さん（大阪大学 名誉教授／大阪警察病院 院長）。
参加方法は公式ホームページ（https://santarun.com/）、問い合わせは大阪グレートサンタランのメールアドレス（info@santa-run.com）へ。