成長の近道は「モデリング」

自分の心と向き合うレッスン(人間関係コラムニスト/黄本恵子)

 私たちは、生まれたときから、常に誰かの真似をしながら成長してきました。
 子どものころは、親など身近な人の言葉や行動、考え方から大きな影響を受けます。話し方や人との関わり方など、気づかないうちに多くのことを取り入れ、学んでいます。

 大人になると、「誰から何を真似し、学ぶのか」を自分で選ぶことができます。

 あなたには「こんなふうになりたい」と思える人や、尊敬できる人がいますか? もしいるのなら、その人をよく観察してみましょう。

 仕事ができる人、周りから信頼されている人、いつも穏やかに人と接している人は、どんな行動をしているでしょうか。
 普段、どんな言葉を使っているでしょうか。
 どのような考え方を持っているでしょうか。
 どんなことを大切にしているのでしょうか。

 表面的な行動や言葉だけではなく、その人の考え方や物事の捉え方にも注目し、それを取り入れることで、望む成果に近づけていくことを【モデリング】と言います。
 もちろん、すべてをそのまま真似する必要はありません。大切なのは、自分に取り入れたい部分を見つけて、真似ることです。
 「あの人なら、こんなとき、どういう行動をするだろうか?」
 「あの人なら、こんなとき、なんて言う?」
 「あの人なら、どう考える?」
 憧れの人や尊敬する人をモデルにすることで、これまでになかった新しい視点を得ることができ、自分の可能性を広げることができます。

黄本恵子(きもと けいこ)
大阪市出身。1980年生まれ。関西大学社会学部卒業。心理学について学びを深め、人間関係に悩む人々のカウンセリング業務に従事。その経験を活かし、家族間や男女間のコミュニケーションについての記事を大手WEBマガジンにて執筆。ビジネス書の編集・執筆協力にも多数携わる。米国NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー。
〈メディア出演〉ニュース番組『新・情報7daysニュースキャスター』に出演。「高齢者の親に免許返納を促す伝え方」についての記事が反響を呼び、取材を受ける。朝の情報番組『ビビット』に出演。「2歳児ができること」について紹介した記事が取り上げられる。

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