日本こども支援協会チャリティー「大阪府知事杯 第39回オープントーナメント全関西空手道選手権大会」が9月20日、門真市の東和薬品RACTABドームで開かれた。全国から男女1000人以上の選手が集まり、フルコンタクトによる迫力ある熱戦が繰り広げられた。主催は新極真会大阪東部支部(阪本晋治支部長)。

開会式では、大会会長を務める大阪観光局の溝畑宏理事長がおなじみのミャクミャクを頭に被り道着姿で登場。「昨年は万博を舞台に大演舞会も繰り広げた。空手は日本が世界に誇る伝統文化。五輪の正式競技にするため努力したい」と熱を込めた。新極真会の緑健児代表も選手らに「練習の成果を余すことなく発揮してほしい」と激励した。

大会特別顧問で日本維新の会の藤田文武共同代表も幼少期に空手に親しんだ一人。「副首都法が成立した今年は、東京一極集中の是正や、大阪や関西から大阪魂を世界に発信していく年。大会には毎年出席しているが、年々規模が大きくなっている」とたたえた。

近年、同大会はエンターテイメント性も重視しており、プロ格闘技さながらの光と音を駆使して試合を演出。迫力ある試合に会場から歓声がわいた。大会を通じて最もすばらしいパフォーマンスを見せた選手に贈られる「大阪府知事杯特別賞」には、女子軽中量級を制した村上莉菜選手と、男子で輝かしい成績を収めた村田哲成選手が選ばれ、会場から大きな拍手が送られた。

ステージイベントでは、キン肉マンの作者ゆでたまごの嶋田隆司さんのトークショーも。現在、60歳を過ぎて柔術に挑戦していると明かした嶋田さんは「戦いの舞台に立つこと自体、勝者だと思っている。勝って何かを知ることもあれば、負けて学ぶこともあるし、友情も育まれる」と格闘技の魅力を語った。

このほか、ラジオDJでタレントのUK(楠雄二朗)さんを司会に、大阪発のアイドルグループ「ちぃたん☆ぼんばーず」や、地元守口市に住むシンガーソングライター強(つよし)さんのライブも開かれ、会場を盛り上げた。

大会実行委員長で大阪東部支部の阪本支部長は「せりあがりのコートや大型ビジョンで、出場選手が輝ける大会を意識した。会場の外ではキッチンカー祭りを開いたり、アイドルや人気シンガーソングライターのパフォーマンスで来場者全員に楽しんでもらえた。空手という日本が誇る武道の魅力を多くの人に感じてもらえたと感じている」と話していた。

優勝者は次のとおり(敬称略)。
【一般女子】◎軽量級50㌔未満/河村奈々(新極真会福岡支部)◎軽中量級54㌔未満/村上莉菜(同大阪東部支部)◎中量級59㌔未満/近藤 麗愛(成心會)◎重量級65㌔以上/鈴木愛心(新極真会愛知中央支部)
【一般男子】◎軽量級60㌔未満/横島克一(同練馬支部)◎軽中量級70㌔未満/洲嵜智保(極真会館中村道場兵庫西支部)◎中量級75㌔未満/村田哲成(新極真会福岡支部)◎軽重量級85㌔未満/名越大樹(空手道仁聖会)◎重量級85㌔以上/北嶋儀道(新極真会東京城南川崎支部)

