
関西出身または関西を中心に活躍する各界の著名人の中から〝ベスト・ファーザー〟を表彰する「ベスト・ファーザー賞in関西」(主催=一般社団法人 日本生活文化推進協議会)の2026年度発表・授賞式が6月1日、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で行われ、6部門6名が受賞した。今年で19回目を迎える同賞、受賞者とコメントは次のとおり。
■政治部門 西脇隆俊さん(京都府知事)

「驚きと戸惑いもあったが、子育てを支えてくれた家族への感謝を込めてお受けした」と述べた。知事としては「社会で子どもを育てる京都」をテーマに、赤ちゃんが泣いていても周囲が温かく見守る「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を推進中。京都府限定の「泣いてもかましまへん!」ステッカーをPRし、子育て中の親へのエールも呼びかけた。
■経済部門 堀場厚さん(堀場製作所 代表取締役会長兼グループCEO)

1945年京都で創業、世界29拠点で事業を展開する分析計測機器メーカーを率いる。父として気をつけてきたこととして「子どもに〝こうなれ〟と押しつけず、自ら道を選ばせることが大切。自分で選んで失敗しても成功しても、それが本人のものになる」と語った。自身の海外経験から「社会を広く経験することが大事」とも述べた。
■文化部門 MIYAVIさん(ロックミュージシャン・ギタリスト・俳優)

世界中を駆け回りながらも、「LINEでどこからでもつながれる時代に助けられている」と語り、家庭を支える妻のメロディさんへの感謝も。「自分にしかできないことを子どもたちに伝えていきたい」と述べた。
■芸能部門 前田耕陽さん(俳優・タレント・キーボーディスト・元男闘呼組)

授賞式前日、妻でお笑い芸人の海原ともこさんに受賞を報告すると「ベストファーザーは家族が決めるもの」と一蹴されたと明かし、笑いを誘った。「ずっと欲しかった賞をようやくいただけた」と喜びを語り、「ボケとツッコミが家庭を円滑にする」と持論も披露した。
■ものづくり部門 石田隆英さん(イシダ 代表取締役社長)

創業130年超の計量機メーカーを率いる。「家庭をしっかり支えてくれている妻のおかげ」と感謝を述べ、娘たちと一緒にゲームを楽しむ日常も披露。「子どもたちと友達みたいに付き合っている」と語った。
■メディア部門 田中大貴さん(アナウンサー、スポーツアンカー)

東京での長年の活動を経て、「ようやく関西に帰って来れた感じがして非常に光栄だ」と喜びを語った。2人の娘には「優しさとは、時に厳しく伝えることも含む」と伝え続けているという。番組で共演し、東京時代を支えてくれた故・小倉智昭さんへの感謝も述べた。
(文=西山美沙希)
