「ミャクひろし」から「Oppuひろし」へ!? ACNと大阪観光局が〝日本の価値を熱くする〟パートナーシップ 応援団長に斎藤佑樹さん

 オフィスソリューション事業や不動産事業を手掛け、「Oppu(オップ)」のキャラクターでおなじみのACNグループが5月22日、大阪観光局と「日本の観光ショーケース」の特別パートナーに就任したことを発表した。大阪を訪れる訪日外国人客を全国各地へ周遊させる大阪観光局の取り組みを、同社が全国ネットワークや発信力を生かして後押しする。

パートナーシップの記念撮影に収まる(左から)溝畑理事長、斎藤さん、藤岡会長

 同日開かれた記者会見には、夏の甲子園で〝ハンカチ王子〟として一世を風びした元プロ野球投手の斎藤佑樹さんがスペシャルゲストで駆けつけ、両者のプロジェクトの応援団長に就任。大阪から全国、世界へ向けて日本の価値をアップする強力な三者タッグが始動した。

日本の価値を熱くする

 大阪観光局では、2030年に大阪を「アジアナンバーワンの国際観光文化都市」にすることを目指し、温泉や相撲、忍者、食など日本各地の魅力を国内外に発信することで、全国の周遊を促す「日本の観光ショーケース」事業に取り組んでいる。

 大阪で創業した企業として「日本の価値を熱くする」を理念に、スポーツ支援や地域貢献に力を注いでいるACNの藤岡義久会長は「(大阪観光局が目指す方向に)非常にシンパシーを感じた。われわれの志と重なる部分が多く、ベストパートナーになりたいと思った」と連携の経緯を話した。

パートナーシップの経緯について話す藤岡会長(右)

 大阪観光局の溝畑理事長は、同社の広告展開やスポーツ(プロ野球、ゴルフ、陸上、卓球など)を通じた圧倒的な発信力や、オフィスソリューション事業などで培ったイノベーション精神を絶賛。

 「情報戦略や突き抜けたチャレンジ精神に非常に刺激を受けている。共に手を取り合えば、国を動かすほどの強烈な勢いを生み出せる。大都市への一極集中と地方の人口減少という構造的課題を変えていきたい」と期待を寄せた。また今回、ACNと大阪観光局がタッグを組むきっかけを作った新極真会空手の師範である阪本晋治さんへの感謝も述べられた。

 「日本の観光ショーケース」事業について、どのような後押しができるかを問われた藤岡会長は、同社が兵庫県三木市で開催する「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント」にふれ、「従来の集客常識を大幅に塗り替える2万人規模が視野に入っている」という実績を紹介。独自の企画力と巻き込み力で、スポーツを起点とした観光・地域活性化(スポーツツーリズム)が具現化しつつあることを強調した。

サプライズゲストに斎藤佑樹さん

 会見にはサプライズゲストも。斎藤佑樹さんが登場し、ACNのキャラクター「Oppu(オップ)」の被り物を溝畑理事長にプレゼント。いつものミャクミャクの被り物を脱ぎ捨てた溝畑理事長は「ミャクひろし」から「Oppuひろし」に変身して会場を盛り上げた。

溝畑理事長(左)にOppuの被り物をプレゼントする斎藤さん

 夏の甲子園で〝ハンカチ王子〟の愛称で親しまれ、日本中を熱狂させた斎藤さんは「20年前の夏、この地で僕を取り上げてもらったから今がある」と関西への深い恩義について語った。

 溝畑理事長は「野球人としての斎藤さんに魂を揺さぶられてきた。ぜひプロジェクトの応援団長になってほしい」と持ちかけ、満場一致で就任が決定した。

 会見場では、地域の熱量をどう高めていくかの議論も交わされた。藤岡会長は「スポーツの持つ力は果てしない。世界に冠たる大阪、そして日本を作るために、さまざまな仕掛けに取り組んでいきたい」と意欲をのぞかせた。

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