タカラベルモント(大阪市中央区)は5月1日から6日まで、同社が出展した 2025年大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」に関する展示イベントを同社の本社1階で開いた。
会場では、同パビリオンで披露した展示物「量子飛躍する美の世界」をはじめ、ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏が手がけたユニフォーム、同社が1970年の万博に出展した際の関連資料などを展示。来場者が実際に体験できるコーナーも設けた。


同社の本社ビル一階とT’s Squareの2つの建物を利用した展示イベントには、連日多くの人が訪れており、万博人気が健在なことを証明していた。
〝破天荒〟を追求できる企業風土や社員を育てようと、不可能と思われる挑戦に踏み切ったタカラベルモント。その挑戦は、同社に確かな成果をもたらしているようだ。関わった社員からは前向きな声や感想が聞かれ、出展を決断した吉川秀隆社長の英断だったと言えそうだ。
1970年万博でも、大企業が中心となる中、中小企業だった同社は社運を懸けて出展。その経験が後の事業発展につながったとされており、今回の挑戦にもそうした成功体験が影響しているのかもしれない。
同社と同様に1970年万博で大きく飛躍した太陽工業からも、2025万博で使用した最新の膜素材のサンプルなどの一部資料などを借りて展示しており、両社が所有している1970年当時の資料とあわせて万博の過去と今がみられる。









1970年万博開催前の新聞にも「入場料が高い」や「建設が間に合うのか」と行ったネガティブな記事が溢れており、前回や今回の万博の結果を考えると、メディアの先見性のなさ、過去の経験から学べない性質などが見えてきたりもする。

イベント会場では、コシノ氏がデザインしたユニフォームを試着して写真を撮ることができたり、ヨルダン館にあったあの赤い砂に触ったり、チリ関連のグッズ、1970年当時の関連グッズなどが展示されていたり、オリジナルスタンプが置かれている。







また何もない夢洲でミャクミャクが踊っているプロモーションビデオが、今は懐かしく、その後の爆発的な人気を考えるとあまりにも寂しい映像に愛おしく感じてしまいそうだ。

吹田市の万博跡地で開催されているイベントから、モノレール、阪急、そして堺筋線と乗り継げば、実は移動しやすいロケーションのため、掛け持ちで巡っている人もいたようで、万博人気はまだまだ続きそうだ。
