若手“三羽ガラス”も注目 春場所、見どころずらり

 「浪速の街に春を呼ぶ」と言われる大相撲春場所(3月8日初日)の会場となる大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)の入り口に12日、「蒙御免」(ごめんこうむる)と大書された木製の看板が掲げられ、先発事務所の伊勢ノ海部長(元前頭・北勝鬨)ら担当の親方衆が、大入り満員と事故防止を誓い合った。
 看板は、江戸時代の大相撲が時の幕府の許認可を受け興行を行う証明として掲げられていたもので、今でも本場所の開催場所や番付表中央に「蒙御免」と大書されている。縦2㍍、横36㌢の看板は、木の台座に据えられ高さ4㍍以上あり、大柄な親方衆も見上げる位置に固定された。

御免札を掲げる協会の大阪場所担当親方(右から2人目が伊勢ノ海担当部長)


 大阪場所担当5年目となった同部長は、昨年に続き前売り席が既に全日程完売近い状態にあることを明かし「大阪場所はずっと熱心なファンに支えていただき感謝しかない」とホッとした表情。新大関・安青錦が2場所連続優勝を果たし、今場所は綱盗りに挑戦。また昨年この春場所で新横綱デビューしながら途中休場に終わった豊昇龍が横綱初優勝を遂げ安青錦の壁となれるのかも注目の話題。また元気な若手〝伊勢ケ濱部屋3羽ガラス〟の熱海富士、義ノ富士、伯乃富士の上位陣との対戦にも期待が掛かる。

 同部長が率いる伊勢ノ海部屋には前頭藤ノ川がおり、24日の番付発表では入幕5場所目で自己最高位の横綱大関と当たる位置までの昇進が確実。「大阪場所の宿舎が、安青錦のいる安治川部屋や琴櫻のいる佐渡ヶ嶽部屋も近いので、出げいこに行かせてもらえればあり
がたい」と期待を寄せた。

「御免祝」で開会あいさつする伊勢ノ海担当部長(右から2人目)


 また同日夜には大阪市内のホテルで春場所を支援する維持員らを招いた「御免祝」が開催され、場所前後の日程を次の様に決めた。▽新弟子検査=28日午前10時(大阪けいさつ病院)▽土俵祭=3月7日午前10時(エディオンアリーナ大阪)▽夏場所番付編成会議=25日(同)

(畑山 博史)

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