マリオット・インターナショナルが運営する、ラグジュアリーホテル「セント レジス ホテル 大阪」は、4月にオープンしたレストラン「RÉGINE(レジーヌ)」で、10月24日から「アペタイザー・マルシェ」というサービスを開始した。
「アペタイザー・マルシェ」は、ちょい飲みサービスとして、ショーケースから好みのフレンチ惣菜を選ぶスタイルのサービス。ショーケースには、熟成の妙が光るアーティザナルチーズや彩り豊かなフレンチ総菜、そして飯塚隆太シェフのシグネチャーディッシュ「パテ アン クルート」など、常時約20種類の惣菜が並び、自由に組み合わせることで100通り以上の楽しみ方が可能。コース料理やアラカルトとは異なる〝選ぶ楽しさ〟を体験できる。

同店では、ラグジュアリーとカジュアルを融合させた〝カグジュアリー(Casual × Luxury)〟をコンセプトに、フランスの日常に根づく「アペロ文化」を大阪で再現しようとしている。「アペロ(Apéro)」とは、食前に家族や友人と軽やかなひとときを過ごし、会話とともにお酒や前菜を楽しむフランスならではのライフスタイルのこと。
用意された惣菜は、多数の候補の中から、季節にあった素材や美味しさなどを考慮して厳選されたものが使われており、今後入手できる素材によってメニューは随時入れ替えられるとのこと。

ブランド魚「富士の介スモークサーモン」やオイルサーディン、イベリコハム「ホセリート」、厳選オリーブ 3 種、そして日替わりのブラッスリー・アペタイザーなどが並ぶショーケースから、日替わりメニューの5種類を試食した。

1つ1つは大きくないが、2つ、3つと選んで摘(つま)みながら、お喋りしたり、読書をしたりして過ごすとちょうど良さそう。豊富なワインリストからお気に入りの一杯を選んで合わせるのもあり。

御堂筋沿いに置かれたテーブル席で、街の風を感じながらカジュアルに楽しむ食事とドリンクという、まるでパリの街中にいるようなシーンが体験できる。

営業時間は午後3時から午後10時まで(ラストオーダーは午後9時)。料金は、マルシェのメニューが2品1,400円、3品1,900円、4品2,400円、5品2,800円。ドリンクは各1,000円で、シャンパンを注文する場合は追加で500円が必要となる。
■セント レジス ホテル 大阪 ブラッスリー「RÉGINE」 1 階/大阪市中央区本町 3-6-12
