内閣府が“桃太郎電鉄”とコラボした地方創生SDGsフェスのPR大使にミルクボーイが就任

 5月28日から万博会場で開催される「地方創生SDGsフェス in 大阪・関西万博 2025」を前に、JR大阪駅構内でお笑いコンビ「ミルクボーイ」に同フェスPR大使の就任式を中心としたPRイベントが行われた。

桃鉄の帽子をかぶり観客に手を振る「ミルクボーイ」

 イベントでは長く「天王寺区住みます芸人」として活動した「ミルクボーイ」が「ゲームの桃鉄はかなりやりました。それが僕らも関わってきたSDGsや地方創生とコラボするなんて不思議なご縁やね」と楽しみな様子。内閣府地方創生推進事務局の石坂聡事務局長からPR大使のたすきを掛けてもらい「頑張ります!」と笑顔で敬礼。主催の内閣府を代表し元「SPEED」の今井絵理子政務官(参院議員)からのビデオメッセージを見ながら「ちょうど僕らの青春時代に大人気のグループでした。うれしい!」と感無量の面持ち。

今井政務官のビデオメッセージ(右)を見る「ミルクボーイ」

 同フェスは、内閣府がコナミのゲームソフト「桃太郎電鉄」とコラボし、地方自治体などが取り組むSDGs(国連による17の持続可能な開発目標)を学ぶ体験型イベント。28日から5日間、万博内イベント会場「WASSE」で開催され、人気キャラの桃太郎や貧乏神、夜叉姫らが勢ぞろいする予約不要の来場者参加型。会場を回遊すれば色々な「桃太郎電鉄」グッズがもらえる。

PR大使のたすきを石坂事務局長(左)から掛けてもらう「ミルクボーイ」

 地方自治体が取り組んでいる地域課題の解決や持続可能な社会の形成などについて体験型「桃太郎電鉄」コンテンツを通して、知り、学び、触れることで、地方創生とSDGsを理解できる仕組み。全国各地の自治体体験・体感ブースも登場する。

桃太郎や貧乏神のキャラウターと共に記念撮影するイベント参加者

 ライブステージでは28日と31日、6月1日の3日間「ミルクボーイ」ら鉄道好きのよしもと芸人によるトークイベントやご当地アイドルのパフォーマンスショーなども行われる。

 (畑山 博史)