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万博は日本料理の国際化を図る好機 日本調理師連合会、春季式典を開催

森口会長(写真左から3人目)を囲み会長表彰と感謝状受賞の皆さん

 日本調理師連合会の令和7年度春季式典が4月13日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で行われ、全国各地から料理人約200人が出席。開幕した大阪・関西万博を活用して、日本料理の国際化に向けた取り組みを強化していくことを誓い合った。

 この日、同連合会の森口冨士夫会長、来賓の国会議員らは「万博は、日本料理の素晴らしさを世界に広めていく絶好の機会」と口をそろえるようにあいさつした。人材育成の一環として行っている、料理人表彰もあり、「インターナショナル・美食・アカデミー賞」、会長賞、感謝状などの表彰状が受賞者に授与された。

 第2部では〝料理人歌手〟としても活動している森口会長の歌謡ステージがあり、式典を盛り上げた。なお、5月24日の万博会場で、料理人が神に感謝の気持ちを表現する包丁式に森口会長らが参列。和食文化の一端を披露する。