来年8月歌手生活55周年迎える歌謡歌手、安倍理津子(76)が年2回定番で行っているライブハウス「神戸チキンジョージ」での単独ライブを開催。先月30日には周年記念曲「思い出は翼」を発売、ライブでは満席のテーブルを丁寧に回り健在ぶりを誇示。「80歳、90歳になっても歌い続けたい」とアピールした。
ライブでは大ヒットしたデビュー曲「愛のきずな」(1970年)をはじめ、橋幸夫(81)とのヒットデュエット曲「今夜は離さない」(83年)は客席の観客をステージに呼び上げ楽しく歌った。
この夜の企画として、同い年で先日亡くなった西田敏行(10月17日、76歳で死去)を偲び、彼のヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」を披露。酒豪のエピソードトークでは同学年の俳優兼歌手・大信田礼子(76)と歌手・高橋真梨子(75)の仲良しトリオで飲み明かした若き日々を振り返り「懐かしいな。また3人で一緒にやりたい」とエールを送った。
新曲CDのカップリング曲「月は答えてくれない」を作詞したもりちよこも駆け付け。「安倍さんのデビュー曲『愛のきずな』三番の歌詞に〝夜は答えてくれない〟という部分があり、今回のタイトルはそのオマージュ」と制作秘話を明かす一幕も。
来年6月27日夜に再び「神戸チキンジョージ」での単独ライブが決定。終了後は観客を送り出す安倍が「元気で次回も来てね」と握手で交歓する一幕も。
(畑山 博史)