「こども誰でも通園制度」 7月から試験実施 大阪市 〝働いていない親〟も預けてOK

こども誰でも通園制度
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 大阪市は4月30日、親の就労条件や所得にかかわらず子どもを保育所などに預けられる「こども誰でも通園制度」を7月から試験的に実施すると発表した。期間は来年3月までを予定。全国での本格的な実施に先駆けた。

 国が創設を目指す新しい通園制度で、親の就労条件や所得にかかわらず、子どもを保育所や認定こども園などに預けられるもの。2026年度から全国すべての自治体での実施を目指している。

 対象は大阪市内に住む保育所や認定こども園などに通っていない生後6カ月から3歳未満の子ども。利用料は1時間あたり300円で、時間は子ども1人につき月10時間以内。申請は6月3日から受け付ける。定員を上回る場合は、各施設で抽選。