もう「先延ばし」は終わりにしませんか? 「老後の住まい」を考える

今、シニア向け分譲マンションが注目される理由

 本紙でも度々紹介してきた守口市・大日駅前のシニア向け分譲マンション「サンミット大日」の販売が進み、いよいよ残り5戸(12月20日現在)となった。年末年始の家族が集まるこのタイミングで、自身の、もしくは親の「老後の住まい」について、話し合ってみては如何だろうか。

※image

きっかけは身体機能の低下

 「〝住み慣れた自宅を離れるなんて絶対に嫌!〟と意地を張っていました。でも今は安心面が全く違うし、お友達もできた。引っ越してきて本当に良かったですよ」と微笑むのは、同物件の購入者・Kさん(75)。

 Kさんは長年1人暮らしで、身の回りのことは全てこなしてきたが、ここ数年で徐々に身体機能が低下。昨年、自宅近くの歩き慣れた歩道で転倒し、大けがを負った。娘のRさんは、遠く離れた地で家族と暮らしており、「万が一」の時、すぐに駆けつけることは難しい。そこで、見守りサービスが付随した「新たな住まい探し」を始め、同物件に辿り着いた。

「自分の家」だから自由

 「高齢者施設なんてまだまだ早い」と思っていたKさんが納得できたのは、分譲マンションで「自分の資産になり、自由に行動できる」という点だ。施設とは違う「自分の家」だから、外出の制限や門限などもない。年齢制限がなく、何歳でも入居できることも気に入った。

 目の前にはイオンモール大日があり、食料品や日用品の買い物に困ることもない。徒歩6分の大阪メトロ谷町線「大日」駅からは「東梅田」駅までダイレクトアクセス。古くからの友人とお出かけしたり、ランチを楽しんだり、「以前の生活とほとんど変わらない」(Kさん)という。

1LDK、50.48㎡の部屋。1人はもちろん、夫婦2人でも十分な広さ

充実した共用施設

 同物件が通常の分譲マンションと異なるのは、充実した共用施設と安心・安全な暮らしをサポートする見守りサービスだ。マンション内にレストランが併設されていて、栄養士が監修した低塩・低カロリーでバランスの取れたメニューを朝・昼・夜と提供してくれる。広々とした温泉大浴場(人工)も完備。「寒い時期、部屋のお風呂に一人で入るのはやっぱり怖い。誰かと一緒の大浴場は安心できるし、お風呂上がりのおしゃべりも楽しい。温泉旅館のようなリゾート気分を味わっています」とKさんは微笑む。

自宅にいながら旅行気分が味わえる温泉大浴場(人工)

安心の見守り体制

 年齢を問わず、一人暮らしにさまざまな不安を覚える人も多いだろう。同物件では、住戸内の寝室、浴室、トイレなどに緊急コールボタンを設置。一定時間内に動きがなければ「見守りセンサー」が作動し、管理員室・警備会社に通報する仕組みも整っている。管理員は24時間365日体制で常駐。緊急時だけではなく、電球の取り替えなど日常のちょっとした困りごとにも対応してくれる。

 これらの住環境に何より胸をなでおろしているのは、娘のRさん。「見守り・生活サポートがあるので、離れていても安心できます。同年代の親を持つ人たちには、先延ばしにせず、早めに準備することをお勧めします」と力を込める。

希少性が高い物件

 高齢者施設の多くは「利用権」という形だから、「入居待ち」はあっても「完売」することはない。しかし、同物件は「自宅=持ち家」で販売戸数が決まっており、少しでも気になっている人は見学に行くなど問い合わせを急いだ方が良いだろう。

 不動産の専門的な分析調査を行う東京カンテイの髙橋雅之主任研究員によると、「シニア向け分譲マンションは開発事業者が限られており、非常に希少性が高い。2020年代における近畿2府4県での供給はわずか6物件しかない」という。

 同物件を販売するサンヨーホームズの岩本将哲マネージャーは「これまで桜ノ宮、生駒、関東圏でもシニア向け分譲マンションを開発してきたが、大日の利便性は群を抜いている。今まで培った経験を生かし、サービス面もグレードアップした。弊社において、現在、大阪都心部周辺での供給予定は立っていないので、この機会を逃さずに見学に来ていただければ」と話している。

 問い合わせは、フリーダイヤル(0120)340159、「サンミット大日」現地販売センターへ。

オーナー専用レストランが併設