【門真市】勇壮だんじり、古川橋をパレード 地域の伝統文化を次世代につなげ

古川橋地車保存会

 門真市制60周年を祝う地域伝統文化祭が11月4日に開かれ、秋晴れの日差しが照りつける中、市内を地車(だんじり)が練り歩いた。

 午前9時半、スタート地点となる速水小グラウンドに、法被姿で勇ましい出で立ちの曳き手たちが集合。古川橋地車保存会や岸和田産土神社氏子中会、横地地車保存会など市内11団体の地車と太鼓台がずらりと並んだ。

 式典を終えて、速水小を出発した11基の地車・太鼓台は、古川橋駅前ロータリーを折り返し地点にパレード。鳴り物に合わせ地車を回転させるなどの曳き手のパフォーマンスに、沿道を埋め尽くす市民から拍手が巻き起こった。

 宮本一孝市長は「50周年のころに伝統文化まつりがはじめて開催されたが、それを機に地車が復活するなど地域の伝統文化が広がってきた。次世代への継承を、60周年の契機にできるのはありがたい」と祝った。