地域の子ども100人超が熱戦 守口で清水会カップ・サッカー大会

 清水会グループは創立50周年を記念し12月13日、守口市松下町の大枝公園多目的球技場で、小学生を対象としたサッカー大会「第1回 清水会カップ」を開催した。

 守口市を中心に門真市、枚方市などから8チーム、100人を超える選手が参加。女子選手も出場できる数少ない大会として、冬晴れの青空の下、子どもたちの元気な声が緑のグラウンドいっぱいに響いた。

 大会はリーグ戦形式で実施。予選(15分)、本選(20分)ともに、仲間同士で声を掛け合いながら懸命にボールを追う姿が随所に見られ、白熱した試合に保護者らから大きな声援が送られた。優勝はマラガCF大阪、準優勝はジュネスFCが輝いた。

 試合後の表彰式では、優勝・準優勝のほか、下位部門1位、優秀選手、得点王、MVPを表彰。優勝・準優勝チームにはカップと表彰状、優秀選手8人にはメダルが贈られた。得点王には守口市長賞、MVPには記念ボールとFCティアモ枚方のサイン入りユニフォームが手渡され、選手たちの笑顔がはじけた。

 同大会は、地域への感謝と貢献を目的に企画され、スポンサー契約を結ぶサッカーチーム「FCティアモ枚方」の協力のほか、守口市、守口市サッカー連盟の後援を受けて実現。運営には大阪産業大学男子バスケットボール部、大阪信愛学院大学男子サッカー部、大阪国際高校の学生が参加し、選手誘導や運営補助などを担い、子どもたちを温かく支えた。

 当日は「キッズスマイルフェスタ」も同時開催。サッカー教室やモルック、フリースロー体験、医師や理学療法士による健康ブースが並び、遊びながら医療や福祉を身近に感じられる一日となった。

 同法人は「今後も地域に開かれたイベントを継続し、医療と福祉の両面から地域に寄り添っていきたい」としている。

■清水会グループ/大阪市旭区清水3丁目15−23

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