大阪メトロ・谷町線「都島駅」から南へ3分ほど歩いた場所に地元で話題のラーメン屋がある。和食屋によるしょうゆそば専門店「maren 本店」だ。長期の休業から5月に再オープンしてメニューを一新し、斬新かつ繊細なメニューがファンの心を掴んでいる。
地鶏油にフォアグラをブレンドし、鶏だしと醤油ダレを合わせた「しょうゆそば」を筆頭に、鶏だしと貝だしをダブルブレンドしたスープに地鶏油と塩ダレを合わせた「塩そば」も人気。また、店長が「売切れ必至」という人気の「昆布水つけそば」は、しょうゆそばをベースに開発した数量限定のこだわりの逸品だ。
そこで、「昆布水つけそば」を売切れる前に慌てて注文してリポートしてみた。
まず、長角皿に並べられた3種のチャーシュー（燻製豚バラチャーシュー、吊るし焼き豚肩ロースレアチャーシュー、柚子香る鶏むねチャーシュー）にワクワク感が止まらない。そしてツルッとした喉越しのよい麺と前述の濃厚でサッパリとしたスープに絡む。店主の佐藤さんに話を聞けば「鶏・鴨・豚を合わせた原価度外視のスープです。絶対においしいはずです」とドヤ顔で答えてくれた（笑）。オープン前から並ぶ人の姿が多いというが、なるほど納得だ。
■maren 本店／大阪市都島区都島本通３丁目７−２／電話06（6967）9011／営業11:00-16:00