昨年の大阪・関西万博で高齢者向けに工夫されたeスポーツとして紹介され注目度が増している競技の統括団体として一社法人「GeeSPORTS協会」が設立されることになり、代表理事に就任する大﨑洋・前吉本興業HD会長らが出席して概要を発表した。

eスポーツ先進国の我が国では、先のアジア大会「ぷよぷよ」部門で11歳の男児が大会史上最年少で金メダルを獲得し注目度が上がっている。
GeeSPORTSは「3人1組でコントローラーは大ぶり、ボタン2個とアーム」が特徴。考案したのは同協会理事に就任する運営会社「デジタル・ハーツGeeSPORTS」高橋潤社長で、これまでのeスポーツが子どもや若者を中心に広がってきた点を見直し。対戦型ゲームで3人が一緒に力を合わせないと画面のキャラクターに力が出ないところをポイントとした。高橋理事は「チーム戦になるので3人のコミュニケーションが大事。1人が凄腕でも勝てないし、逆に不慣れな方が1人いても残る2人でカバーできる」という。

対戦画面はパソコンで見ることができ、別途用意する物は1人1台のコントローラー計6台。「高齢者と地域をつなぐデジタルスポーツのインフラとして広げていきたい。ゲームをきっかけに人のつながりやシニアが再び夢中になれる世界を築きたい」と高橋理事。

まず高齢者施設や地域自治会などで手に取ってゲームしてもらうことから広げていく考えで、大﨑代表理事は「eゲームは認知症予防にも有効、というデータもある。将来は日本大会だけでなく世界大会も。高齢者でも世界で日本代表の座を目指せるかも?」と期待を寄せた。

(畑山 博史)
