
総務大臣から委嘱を受けた大阪府内の行政相談委員が、行政相談の利用を広く知ってもらおうと11月21日(午前10時~午後4時)、つるみ日建ホール(大阪市鶴見区横堤5-3-15)で、「暮らしと行政なんでも相談所」を実施する。
弁護士相談の予約は、土日を除く午前9時から午後5時までの11月14日~20日となっており、総務省近畿管区行政評価局で受け付ける。
「税金や年金、どうすればいいのか」「親の相続のことで悩んでいて…」など、暮らしのなかで発生する「これ、どこに聞けばいいの?」といった手続きや制度の疑問などを気軽に相談できるのが、今回の「暮らしと行政なんでも相談所」だ。
相続や遺言、登記、税金などの専門的な内容に対応するだけではなく、通学路の危険個所や道路・公共施設の破損状況といった暮らしの中の〝お困りごと〟も相談できる。

行政相談委員の井田一裕さんは、「こちらでわからない場合でも、対応できる部署を探すなどいたします」と力強く話す。相談時間は1組25分となっているが、ほぼ8割の人が満足している。相談は無料、秘密厳守なので安心。暮らしの中で感じる〝不具合〟を一度相談してみるのもいい。
相談によって公園の危険な木が除去されたことも!
「公共の公園に、地面から40㌢ほど突き出た枯木がある。子どもたちにとって非常に危険だ」という相談を受け、現地を確認。行政相談委員と市が連携をとったことで早速、根元から木を取り除き、速やかに安全対策が講じられ、市民の声が生かされた例となった。


予約・問い合わせは、総務省近畿管区行政評価局行政相談課、電話06-6941-8358へ。
