9月21日の「認知症の日」に合わせ、「ミニらいとモルック大会」が守口市役所で開催された。世代を超えた18チームが参加し、優勝を目指して熱戦を展開した。大会を主催したのは、認知症にやさしいまちづくりを目指して活動する「ハートねっと守口」。同競技はフィンランド発祥の投てきスポーツ「モルック」をヒントに、5分の1サイズで持ちやすい細さのモルック棒と、弱い力でも倒れやすいスキットルが特徴の、日本で生まれたニュースポーツだ。
開会式では、守口市のマスコットキャラクター「もり吉」が登場。「池田オトンオカンチアリーダーズ」によるダンスパフォーマンスも披露され、会場は大いに盛り上がった。試合では、各チームが大きな声援を受けながら白熱したプレーを披露。見事優勝を果たした「チームハッピー」の前中尾智史さん・由美さん夫妻は、「今日初めてモルック棒を触った。とても楽しかった」と笑顔で語り、ミニらいとモルックの魅力を伝えた。
市役所での開催は今年で2回目。同団体代表の松村薫さんは「ぜひ来年も開催したい」と話し、笑顔で来年への期待を膨らませた。
