天神祭の幕開け告げる「ギャルみこし」 商店街を威勢よく練り歩く

 大阪の三大夏祭りのひとつ「天神祭」が、7月24・25日に開催される。
 23日には、「ギャルみこし」が、天神橋筋商店街を「わっしょい、わっしょい」のかけ声とともに練り歩いた。
 今年は135人の応募者から、16歳から30歳の80人が担ぎ手として選抜された。ねじり鉢巻きにハッピ姿で威勢のよいかけ声をあげながら重さ2 0 0キロのみこしを交代で担いだ。

 副指揮者の及川祐里さん(26)は、「暑さに負けず、みんなで最後までそして笑顔で担ぎ切りたい」と汗いっぱいの笑顔で話した。


 ギャルみこしは、天神祭の前日に祭りの幕開けを告げるイベントとして1981年に始まったもので、天神橋筋商店街を一往復あまり、約4キロの距離を5時間かけて巡行する。
 沿道の市民や観光客たちは、足を止めてスマートホンを向けたり、一緒にかけ声をあげていた。