若者ケアラーに寄り添う場を 大阪府が窓口と交流機会

 大阪府は6月19日、家族の介護などを担う 18歳以上の「ヤングケアラー」への支援を強化すると発表した。23日から、当事者経験を持つピアスタッフらによる相談窓口を新設。若者同士が交流できるオンラインサロンの開催や、市役所への同行支援、制度の紹介も行う。吉村知事は会見で「ケアは18歳で終わるものではない。自立期の精神的支援が必要」と述べた。府は孤立防止と支援体制の拡充を図る。