大阪メトロは3月10日、訪日外国人や海外渡航者の利便性向上を目的に、駅構内でeSIMを購入できるサービス「eSIM square」を市内12駅に導入した。鉄道駅での販売は国内初の取り組み。
eSIMは、端末に物理カードを挿入せずに通信契約を行える仕組み。利用者は駅に設置されている「WiFiBOX」のボックス(本体)に張られたQRコードを読み込むことで購入可能。対応エリアは200以上の国・地域におよぶ。
新大阪、なんば、梅田、夢洲など主要駅に設置され、大阪・関西万博を見据えた国際対応の一環。大阪メトロは現在、全109駅を観光や情報発信の拠点とする構想を進めている。